2017年6月4日「私の霊魂私の肉体」


2017年6月4日主日礼拝


先週の金曜日から、韓国の教会のチャン牧師先生と、イム・ヒギョン執事、ジョン・ユギョン姉妹が、いのちの道キリスト教会に来られていました。



2017年6月4日の主日礼拝は、チャン牧師が力強く、大胆にご自身のあかしと共に、ルカによる福音書第12章13~21節の箇所のメッセージを語ってくださいました。


聖書
ルカによる福音書第12章15~21節
「それから人々にむかって言われた、『あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである』。 そこで一つの譬を語られた、『ある金持の畑が豊作であった。 そこで彼は心の中で、[ どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが ] と思いめぐらして言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。 そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。 すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。 自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである』。」



チャン牧師メッセージ



「私がはじめてイエス様と出会ったのは、28歳の時でした。


30年以上前ですが、その当時私は、治療法がないと言われていた肝臓がんにかかっていました。


幼い息子二人を抱えてどうしようかと、どん底にいたところを伝道してくださった方をとおして、イエス様の方に導かれました。


今日か、明日があるかという時に救い出されて、イエス様が私の時を延ばしてくださいました。


とにかく、『何かイエス様に喜ばれることがしたい』という思いが強かった私は、息子を抱えながら、自分が受けた恵みをたくさんの人に伝えました。


28歳の若かった時でしたが、もしその時の導きがなければ、今皆さんにこうして語ることができませんでした。


皆さん、私たちは生まれるのは順番がありますが、霊魂が体から離れて呼ばれるのは、順番がありません。


『明日も私は生きている』と、100パーセント自信を持って言える人は、だれもいません。


人間は体があるから欲もあり、あれが欲しい、これはどうだと悩んだり、人と比べたりします。


ですが、それらのものはすべて霊魂が体から離れるときには、この地上に置いていくことになります。


何一つ、この体さえ持っていけません。


私も、イエス様と出会う前は体がすべてで、体のために頑張って生きてきました。


ですが、世の中の方法では治らない病気になり、この肉体には限界があることを、身をもって知りました。


イエス様は、私の体ではなく、霊魂を救ってくださいました。


だから、私はその時から、霊魂のために生きようと決意しました。


体を離れても朽ちることのない永遠なる霊魂のために、イエス様は私たちのために十字架につけられ、水と血とをすべて流されました。


イエス様は、『朽ちる肉体のためではなく、朽ちない霊魂のために生きなさい』と、言われました。


私を救ってくださった方を知って、信じたからには、その方のおっしゃる御言に従うべきではないでしょうか。


霊魂が『私自身』です。


肉体は、私たちがこの地上で働く間、霊魂が良き働きをするために与えられた、土の器です。


先ほど、N執事が司会の中で話されましたが、『霊魂が呼ばれる時がいつかだれも分からない、霊魂が体から離れたらあっという間に土に帰る』と、聖書に書いてあるとおりです。


その時には、今まで執着していたものを、何一つ持って行くことはできません。


私は御国のことが分かってからは、すべての地上の良いものを天に積んできました。


何一つ後悔することがないように、一番良い選択をしました。


体がある限り、イエス様の御心を行い、いただいた恵みをたくさんの人に分け与えて、御国に行った時に最高の祝福を受けられるように、朽ちることのない霊魂のために働く私たちとなりますように、イエス様の御名によってお祈りいたします✨」



アーメン✨


メッセージ要約 Satoko.M