2019年9月8日主日礼拝
職分者によるメッセージ
聖書
使徒の働き第1章8節
マタイによる福音書第24章14節
使徒の働き第4章19節〜20節
中村執事メッセージ
「今、皆さんは自分が置かれた環境で伝道されていると思います。
『しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。』〈使徒の働き1:8〉
これはイエス様の最後のことばですね。
『御国のこの福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての民族に証しされ、それから終わりが来ます。』〈マタイ24:14〉
これもイエス様がおっしゃった預言です。
私達はイエス様の再臨を待ち望んでいますが、このみことばに『すべての民族に』とあります。
聖書に書いてあることは、必ず成就します。
このみことばに従順して、世界中の宣教師が世に出て行き、世界で福音を伝えているのです。
私も先日、海外で宣教する機会を与えられました。
日本各地から10名のメンバーが集まりました。
『無に等しい者を神は選ばれたのです。』
と、聖書のみことばにありますが、
私を含めて本当に普通の人達で共に宣教しました。
その中で、私は若い仲間達の信仰にとても感動しました。
現地では、朝デボーションをし、ただ聖霊様に
『今日あなたが示す家庭に入って、福音を伝えますので、伝えるべき霊魂に導いてください』
と、祈り出て行きました。
最少限度の資金と行き先を与えられたら、後は聖霊の導きに従うしかありません。
ネットもグーグルマップもなく、つたない現地語でたずねながら、行くのです。イエス様に頼るしかないのです。
3〜4人のグループに分かれて行動するのですが、
その中でリーダー、会計管理、とりなしの祈りや記録、と言った役割を決めます。
そして、お互いに助け合い、補い合い、賜物を生かして活動するのですが、
若い仲間達のリーダーシップと積極性にとても感動しました。
ある人は得意な絵にみことばをさっと書いてプレゼントすると、相手の心が開いて、福音を伝えやすくなりました。
また、ある人は得意な語学の賜物を生かして、大胆に福音を語りました。
また、音楽の賜物で讃美を通して伝道する事もありました。
若い者だけでなく、メンバー全員がイエス様の証人として、朝から晩までただ福音を宣べ伝え、喜んで讃美し、礼拝をささげました。
日本に、こんなにも熱い信仰を持った仲間がいるのだと、とても嬉しく、感動しました。
『しかし、ペテロとヨハネは彼らに答えた。「神に聞き従うよりも、あなたがたに聞き従うほうが、神の御前に正しいかどうか、判断したください。私たちは、自分たちが見たことや聞いたことを話さないわけにはいきません。』〈使徒の働き4:19〜20〉
受けた恵みがあまりにも大きくて、語らずにはいられないんです。
私たちクリスチャンの行動基準は聖書です。
イエス様が『私の証人になりなさい』と言われたのです。
なぜ聖霊を送ってくださったのでしょうか。
礼拝を守る事も大事ですが、それだけではなく、力を得て、イエス様の証人になる事を願ってらっしゃるのです。
それは、世界宣教だけでなく、日本でも、ここ北九州でも同じ事です。
世界宣教と言うと、なぜ日本にもクリスチャンが少ないのに、海外なのか?と思う人もいるかも知れません。
でも、海外で宣教して、イエス様の御心に触れ、聖霊の導きを感じ、イエス様が共にいてくださる事をはっきりとわかったら、
その人が日本教会として立ち上がり、イエス様の証人として大胆に福音を宣べ伝えるのです。
クリスチャンの口はとても大事です。
その口で言葉に出せば、祈りとなってイエス様が聞いておられます。
同じ口で人を裁くこともできるし、神を讃美することもできる。
口には気をつけなければならない。
私たちの口が聖く、油注がれた口となり、
それぞれの場所でイエス様を語っていきましょう。
そして、伝道は一人でするものでもありません。
神様の計画は、教会を通して成就されます。
私たちは同じ教会の家族として、足りないところを補い合い、支え合い、賜物を生かして、共にイエス様の証人として歩んでいきましょう!」
アーメン✨
メッセージ要約 M.N
