2019年5月26日「目をさましていなさい」

2019年5月26日主日礼拝




聖書

箴言3章1節〜12節

マタイによる福音書第24章40節〜42節

マタイによる福音書第4章4節〜10節

コリント人への第二の手紙第4章18節







〈職分者によるメッセージ〉



岩吉執事メッセージ


「皆さんはイエス様の最初の愛に触れて、ここに集まっていらっしゃると思います。


私も信仰を持って、6年が過ぎました。


それまでの私は神を知らない者でしたので、今信仰生活を送っているのが不思議です。


以前は買い物で心を満たし、嫌な事があればお酒を飲み、友達に愚痴を言ったり、


『自分が一番、自分が正しい』と思っている人だったので、悔い改める心もありませんでした。



そのような私が、最初聖書の学びに誘われて、神様のみことばに触れた時に、何か私の心に入ってくる小さな感動がありました。


それがイエス様との最初の出会いです。



みことばを通して神様に触れるのを感じました。



そして今は、みことばが私をささえてくださっています。



みことばあっての信仰生活。




でも、その中で神様の計画が見えない。



わざわいが起こると、落ち込んで、イエス様から離れてしまう弱い部分が私たちにはあります。



だけど、私たちは悔い改めることができます。



イエス様の御名によって、悔い改め、その栄光が回復されていく事が感謝です。



もし、神様に出会っていなければどうなっていただろう…。



信仰生活を振り返ってみました。




私は今、週に何度も教会に来て奉仕や学び、礼拝をするので、忙しくなりました。



もしかしたら、主人は私が家にいつもいないので面白くないかも知れません。



でも、何かあっても、妻である私が悔い改めてお祈りしている。




家の中が少しずつ変わってきました。




先日、職分者のセミナーがありました。




私も行く予定にして、準備をしていました。




空港で荷物を預けて、しばらくすると名前をよばれました。



そして、言われたのです。




『パスポートの期限が切れていますよ』


と…!



何度も確認したつもりだったのに、有効期限の数字を読み違えて、パスポートが切れていたのです。



そして、行く事ができませんでした。



私は行く方達を祝福することもできず、



荷物を持ってひとり帰る道で涙が出てきました。



足りない自分が悔しくて、感謝よりも『なんで⁉︎なんで⁉︎』と、涙があふれました。



2日間は荷物を解くこともできませんでした。



私は祈りました。



『イエス様、これはどういう事でしょうか?私に良い思いをください』



そして、イエス様から



『目をさましていなさい』


という声が聞こえました。



『そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。ふたりの女がうすをひいていると、ひとりは取り去られ、ひとりは残されるであろう。だから、目をさましていなさい。いつの日にあなたがたの主がこられるのか、あなたがたには、わからないからである。』〈マタイ24:40〜42〉



いつも『準備をしなさい』と学んではいたんですが、このみことばが自分の中で成就していませんでした。



何をするにしても、



『目をさましていなさい。準備していないと、何が起こるかわからない』



と、イエス様は語っています。



すべてにおいて準備ができていなくて、肝心なところが抜けている、いつも人に頼ってしまう私のゆるい部分を、



今回のことを通して、悟るようにしてくださいました。



信仰がなければいじけていたと思います。



でも、イエス様はみことばを通して、



『目をさましていなさい。あなたの信仰生活はこれからどうあるべきですか?』



と導いてくださいました。



それ以降は、朝から『目をさましていなさい。今日の事は大丈夫ですか?』



と自分の中で準備する霊魂になった事をイエス様に感謝しました。



先日終えた聖書の学びの中で、聖書が与えようとするものを教えてもらいました。



『命であり、信仰であり、霊感であり、力である。昨日も今日も変わらず、神のことばが成就するために記録されている』



言葉の選別。言葉はとても大事です。



口で神を讃美しますが、同じ口で人をさばくこともできます。



私たちは信仰者であるから、信仰の言葉を使い、また教会では信仰のことばを豊かに保つべきです。



信仰の言葉は家庭の中でも持つべきです。




そして、不信仰のことばは語らない。




また信仰のことばは積極的であるべきです。




イエス様はいつも私たちに積極的に語ってくださっていますが、




私たちが受け取らない。




私たちの霊魂が、いつも喜んでイエス様の積極的なことばを受け取るように求めたいとおもいます。



霊的にいつも目をさまして、イエス様の良いものをまねしていける者になっていきたいです。



今は『いつも信仰の知恵、力、知識、そしてあなたに似るものにしてください』と、祈っています。



信仰を持つ前は目に見えるものだけに頼っていましたが、



6年が過ぎ、少しずつ目に見えないもの、イエス様からくる霊的な素晴らしいみことば、祈りに心が注がれていってます。



イエス様が永遠のいのちあることばをくださって、信仰生活を送れていることに感謝します。



これからも、共に支え合い、信仰がイエス様に似るようになればと祈っています。」




アーメン✨




メッセージ要約   M.N