2018年8月26日主日礼拝
インターコープ宣教会によるビジョンスクール2回目の講義。
今回はロシアから独立したイングーシ共和国に長期宣教に行かれているY宣教師が講師としてメッセージを語ってくださいました。
聖書
創世記第1章1節
ガラテヤ人への手紙第5章24節
詩篇第2章8節
創世記第1章28節
マタイによる福音書第28章18節〜20節
Y宣教師メッセージ
「私はロシアから独立したイングーシ共和国という小さな国で宣教しています。
イングーシ共和国は100%イスラム教を信仰していて、
私達のような福音を伝えるキリスト教会もないし、キリスト人もいません。
時々私達のような宣教師たちがみことばの種を蒔きましたが、畑がかたい土地で、鳥が食べてしまう。
種をまいても、空中で取られてしまうのです。
私はもどかしくて、お祈りしました。
祈れば、主は彼らを理解するように、また伝える方法も教えてくれます。
皆さん、伝道していて、『この人は全然ダメだ』とあきらめたことはないですか?
イエス様はあきらめません。
イエス様は力のない子羊として十字架にかけられました。
なぜですか?
私達を愛して、救おうとされたからです。
私達はイエス様がいないと死んだ者です。
私も祈れない時があります。みことばを見たくもないし、イエス様を愛したくない時があります。
なぜなら攻撃があるからです。
それぞれの国には攻撃があります。
サタンが放っておかないのです。
しかし、私達には絶対基準があります。
『聖書』です。
創世記第1章1節だけを読んでも、進化論が嘘だとわかります。
神は初めに天と地を創造されました。
数億年前のその事を研究するべきですか。猿が人間に変わるかどうか研究すべきですか。
だまされないでください。
聖書は人間が教える知恵よりも、もっと大きい事が書かれてあります。
聖書は私達の人生、暮らしから離れているものではありません。
今、この時代に、ここに住んでいる私に与えてくださったみことばなのです。
皆さんが信じている神がどういう方なのか知るべきです。
その大きな神が、みことばが肉体を持ってこの地に来られ、私達のために死なれ、復活された。
この方の能力が私達にもあるのです。
『私の中にイエスがいる。
イエスは天と地のすべての権勢がある。
だから、私の中にも天と地のすべての権勢がある。
私が打ち勝てない罪はひとつもない!
私の中に永遠の命がある!』
これを心に刻むことを願います。
皆さんの人生の中で、苦しいことがあったことを神様はご存知です。
ある人は心の中で誰にも言えない苦しみがあるかも知れません。
死ぬまで言わないと決心した人もいると思います。
このせいで神をうらむ心があり、神に近づく事ができない。
これを公開して、はずかしめようと神はされているのではありません。
この部分を治してあげたい、触ってあげたい、新しくさせてあげたいとおっしゃっているのです。
なぜ?そのためにイエス様が来られたのです。
イエス様は全てのユダヤ人からはずかしめを受け、呪いを受け、罵声を浴びせられました。
そして、ムチに打たれ、十字架につけられました。
イエス様が受けた苦痛に比べたら、皆さんの苦しみは小さい。
その方が癒してくださるのです。
天国は罪のある者は行けません。
神様はひとつも罪がないからです。
私達は罪が多いです。
人を小さな事で嫌ったり。善になる事はできません。
皆さんが人に配慮できたり、助けたりできるのはひとつひとつ親や周りが教えてくれたからですね。
私達は良い子としては生まれません。
全世界、幼稚園で子供は悪口から覚えます。
イスラム教では、子供は15歳未満の子供は天使だと教えます。
そして、死んだら皆天国に行くと。
しかし、私達は罪なくは生まれません。
清くは生まれないのです。
だから、皆さんが『自分は罪人だ』と認めないといけないのです。
では、誰が必要ですか?
イエス キリスト
が必要なのです。
イエス様は死の権勢を打ち破りました。
イエスには解決できない罪はないし、全ての傷を癒し、病気を癒します。
罪の属性を全て聖なるものに変える事ができます。
私達は神の子、イエスの新婦、大祭司、聖なる国、神の民です。
イエス様はなぐさめだけをくださる方ではないのです。
私がするのではなく、私の中にイエスが来れば、私が死んで、イエスが生きる。その方がいるので罪がなくなるのです。
『私の中にイエスが生きている。
イエスによって、私の罪はあがなわれました。
私は以前の私ではありません。私は新しくなりました。
私には神がくださる喜びがあります。
私の中に永遠の命があります。
私の故郷は天国です。私は永遠にそこで礼拝します。
主は、あなたの罪は何の影響もないとおっしゃいました。
私はイエスの人だ!』
と、毎日、毎朝、祈るべきです。
神はそれを望んでおられます。
天と地のすべての権勢、力、聖霊の力、
『あなたが宣言したらできるよ。あなたのことばには力があるよ』とおっしゃっているのです。
罪に打ち勝つ力があり、私達の祈りが神を動かします。
全地を受け継ぐ存在です。
だから、祈りを適当にしないでください。
何を着ようか、何を食べようか、そういう事は責任持つから、言うな、悩むなと神はおっしゃるのに、それを悩む。
神様は何とおっしゃいますか?
『まず神の国と、神の義を求めなさい』ですね。
『わたしに求めよ、わたしはもろもろの国を嗣業としてお前に与え、地のはてまでもおまえの所有として与える。』〈詩篇2:8〉
神様は『もろもろの国を求めなさい』とおっしゃっているのです。
それを嗣業と言われています。
あなたの地、あなたにあげる私の遺産ということです。
『アパートを私にください』ではないですよ。
神が私達に与えようとしているのは、スケールが違うのです。
宣教とは何ですか?
福音を伝えることですが、周りの人や地域に伝えるのは伝道です。
他の国、文化圏に伝えるのが宣教です。
皆さんは嗣業として受け継ぎ、統治するために創造されました。
創造されたその時から、リーダーシップをくださいました。
1人が変われば家族が変わり、家族が変われば地域が変わり、地域が変われば日本が変わります。
日本が変わればアジアが変わり、アジアが変われば全世界が変わります。
1人が大事です。
神の御心とは、リーダーシップを回復させ、すべての民が神様の御前に立ち返ることを望んでいます。
聖書全体は、霊魂を生かすことが書かれています。
イエス様の公生涯は霊魂を生かすためです。
そのイエスが私の中にいるから、それが私達の力です。
それは信じる人にしかできません。
伝道は特別なことではありません。
技術でもありません。
『あなたイエスキリスト知ってる?
私は罪が多かったけど、救われたよ。
イエス様を信じたら永遠の命をもらって、天国に行けるよ』
と伝えるのです。
北九州をベースキャンプとしてつかえ、全世界を周りながら、主の働きをしますと祈りましょう。
すべての日本の地、世界のすべての民族が私のものであり、ところどころにイエスの証人を立たせる。
神様は皆さんにそのように祈ることを望んでおられます。
皆さんがイエスの御名によって、宣教することを助けてあげたいと、おっしゃっているのです。
伝道していきましょう。」
アーメン!
メッセージ要約 M.N

