2018年3月18日「真理と現象」

2018年3月18日主日礼拝



韓国からクォン宣教師がいらして、



メッセージを語ってくださいました。



聖書

ガラテヤ人への手紙第1章1節〜10節




クォン宣教師メッセージ


「真理とは永遠に変わらないものを言います。


しかし、現象は常に変わります。


真理は永遠に変わらないだけでなく、永遠に存在します。


しかし、現象は一時的なものです。


でも、私達は現象が好きです。


目に見えるからです。


真理は目に見えないから難しい。


だから人々は現象が好きで追いかけます。


しかし、その人が見ただけで、真理ではありません。


人は起こった事には集中しますが、なぜそれが起こったのか、その事にはあまり集中しません。


現象よりも真理が大事です。


このみことばにあるガラテヤは、トルコにありました。


当時ガラテヤはアジアとヨーロッパとアフリカの文明が集まるところで、たくさんの思想があふれていました。


そして、すべての宗教も集まっていました。


そこへイエスキリストの思想が入ってきました。


ガラテヤの人達は、何が正しいか、何が真理か、どうすれば救いを得る事ができるのか、混乱していたでしょう。


パウロが手紙を送った教会でも、ふたつの思想がありました。


旧約聖書中心のユダヤ教会と、イエスキリストの復活によって、イエスキリストが救いだという思想です。


旧約聖書時代の思想とイエスの福音が存在しました。


御使いが伝えた旧約聖書時代の福音は『律法』であり、パウロが伝えた福音は、イエスキリストの福音でした。


エホバは旧約聖書が中心ですが、パウロの中心は、


「イエスキリストが神の子だ」ということ。
神の子を通して、私達が救われました。


イエスキリストを信じる事だけが救いの道です。


しかし、ガラテヤの教会では、当時パウロがしばらくいなかった間に、また律法に戻ろうとする人がいたのです。


6節『あなたがたがこんなにも早く、あなたがたをキリストの恵みの内へお招きになったかたから離れて、違った福音に落ちていくことが、わたしには不思議でならない。


旧約で救われる事はできません。


ただ、イエスキリストだけが救ってくれ、イエスの血が私達の罪をなくすのです。


エホバの名を受け入れるか、イエスの名を受け入れるか。


とても簡単なのになぜ難しいか。


現象があるからです。


その人の中にいる、イエスによって、


病が癒され、悪霊が追い出されるからです。


神をエホバだと誤解していても、信仰によって癒されるからです。


パウロは、神の最高の学問を学んだのに、なぜ小学生のレベルに落ちるのか、を言っています。


私達は最高の知識を学んでいます。


だまされてはいけません。


現象だけを見て追いかけると失敗します。


それが真理なのではなく、真理があるからこそ起こる現象に過ぎないのです。


御使いが伝えた福音ではなく、イエスの福音を私達は知っています。


私も以前は現象を追いかけましたが、真理をはっきり知ってから、現象に注目したら、事実である事も、ない事もありました。


大事なのは真理です。


私達の目で見える神、イエスキリストの口によって教えられた真理は柱と同じです。


柱なしでは家は建てられません。


現象というのは、家に飾っているアクセサリーと同じです。


わたし達の信仰の柱はイエスキリストです。


父の御名がイエスというのが真理です。


福音伝道していたら、色んな人に出会います。


そして、数多くの情報が耳に入ります。


証しを聞く時に、真理より現象(悪霊が出て行った、病が癒された)に集中してしまうが、真理があるから現象があらわられるのです。


私達は御使いをさばく権利があります。


神のきよい子供だからです。


エホバは神の名によって現れた御使いであり、


イエスキリストが来られたのでもう必要ありません。


わたし達は福音、真理を伝えないといけません。


イエスの御名が救いです。


現象を追いかけず、真理を求めましょう。


エホバは天使に与えられた父の名であり、僕の霊ですが、


私達は神の子です。


イエスの御名を与えられ、神を父と呼べるのです。」



アーメンキラキラ



メッセージ要約  N.M