2017年7月16日「真の弟子」


2017年7月16日主日礼拝

7月15日から7月17日まで3日間の日程で、いのちの道キリスト教会主催で、はじめての修練会が行われました。


韓国の4つの教会から、日本は沖縄から、うちの教会と合わせて6つの教会から、主の働き人、兄弟姉妹たちをイエス様が集めてくださいました。


その中で、修練会2日目の主日礼拝のメッセージは、沖縄聖楽教会から来られた、大城 一牧師先生が語ってくださいました。



聖書
マタイによる福音書第10章1~15節、ヨハネによる福音書第1章12節、マルコによる福音書第16章15~20節



マタイ10章1~15節
『そこで、イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊を追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやす権威をお授けになった。十二使徒の名は、次のとおりである。まずペテロと呼ばれたシモンとその兄弟アンデレ、それからゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、熱心党のシモンとイスカリオテのユダ。このユダはイエスを裏切った者である。イエスはこの十二人をつかわすに当り、彼らに命じて言われた、「異邦人の道に行くな。またサマリヤ人の町にはいるな。むしろ、イスラエルの家の失われた羊のところに行け。行って、『天国が近づいた』と宣べ伝えよ。 病人をいやし、死人をよみがえらせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出せ。ただで受けたのだから、ただで与えるがよい。財布の中に金、銀または銭を入れて行くな。旅行のための袋も、二枚の下着も、くつも、つえも持って行くな。働き人がその食物を得るのは当然である。どの町、どの村にはいっても、その中でだれがふさわしい人か、たずね出して、立ち去るまではその人のところにとどまっておれ。その家にはいったなら、平安を祈ってあげなさい。もし平安を受けるにふさわしい家であれば、あなたがたの祈る平安はその家に来るであろう。もしふさわしくなければ、その平安はあなたがたに帰って来るであろう。もしあなたがたを迎えもせず、またあなたがたの言葉を聞きもしない人があれば、その家や町を立ち去る時に、足のちりを払い落しなさい。あなたがたによく言っておく。さばきの日には、ソドム、ゴモラの地の方が、その町よりは耐えやすいであろう。』


ヨハネによる福音書第1章12節
『しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。』


 マルコによる福音書第16章15~20節
『そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。 信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。主イエスは彼らに語り終ってから、天にあげられ、神の右にすわられた。弟子たちは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主も彼らと共に働き、御言に伴うしるしをもって、その確かなことをお示しになった。〕』



大城 一牧師メッセージ



「私たちは神の御子イエス・キリストを信じ、神の子とされた者たちです。


神の子には、イエスの御名による権勢が与えられています。


私たちは、自分に与えられた権勢を認めなければいけません。


今回の修練会のテーマは、『イエスの真の弟子になろう』ですが、そのためには、私たちは何をすべきでしょうか?


御言を聞くことによって、神が生きておられることを知ります。


私たちは御言を聞き、また従順しなければいけません。


神の国は言葉ではなく力です。


私は、信徒になったばかりの頃、人を厳しい目でさばいて、そのことで何人かの方がつまずいて、教会から離れていったことがありました。


最初は、『イエス様が弟子たちに悪霊を追い出すように命じられたと書いてあるから、とにかくそうしなければいけない』と、また『語らなければいけない、導かなければいけない』と、御言にただただ律法的に従うような自分自身がいました。


御言に力がある、主が働かれるということも分からず、自分の力で従順しようとしていました。


そんな中、たくさん伝道はしましたが、ひとりも私をとおして導かれることがありませんでした。


昔は柔道をしていて、このような顔と体ですから、私が伝道したら、みんな逃げていきました(笑)


私はとにかく、主に祈りました。


『なぜですか? 私を助けてください』と。


ある日、ある婦人から、『私の夫を伝道してください』と頼まれました。


その夫という方は、国語の先生でした。


私は頭をかかえました。


『今までだれひとり導けない私が、そんな気難しそうな人にどうやって伝道するのか?』という恐れがありました。


そして、必死に主に祈りました。


そうして、その方のところに行ったら、とても良く聞いて、受け入れてくださいました。


その中で、『この人から悪霊を追い出しなさい』という主の御声が聞こえました。


はじめは、なかなか悪霊が出て行きませんでしたが、3時間ぐらいたって、その人の中から、黒い大きな蛇のようなものが出ていくのを見ました。


また何度かそういう機会がありましたが、そのたびに必死に主に祈りました。


ある時からは、あらゆる人に対して宣教活動ができるように変えられました。


ただただ主に頼って、祈ったからでした。


私の力では、何もできませんでした。


御言に従うことも、はじめからスムーズにできたのではありません。


たくさん葛藤しながら、主に祈りながら、徐々に徐々に変えられていきました。


私は以前、人工肛門をつけていましたが、その時に妻から、『あなたは人の病気を治す前に、自分自身の病気を治すべきではないですか?』と言われて、必死にイエス様に癒しを求めました。


そうしたら、『人工肛門を取ることはできません。手術できません』と何度も言われていたのが、最後に、『人工肛門を取って大丈夫ですよ。手術できますよ』と言われて、無事に手術を受けて、人工肛門を取ることができました。


主が癒してくださいました。


御言どおりでした。


皆さん、御言に権勢を与えて、主が御言によって働かれることを100パーセント信じて、祈りましょう。


主に頼って、御言に従順することが、イエス様の真の弟子になることです。


最後に、今日この場所で語らせてくださったイエス様に感謝いたします✨」



アーメン✨


メッセージ要約  Satoko.M